はじめに
今回の分析は、新たに、空運(航空旅客)業に参入する企業がいると仮定して、空運(航空旅客)業界を分析します。
5フォース分析とは
業界を5つの視点から分析します。
その5つの視点は、
・競争業者の脅威
・新規参入の脅威
・代替品の脅威
・買い手の交渉力
・売り手の交渉力
です。
競争業者の脅威
航空旅客業界における、競争業者は、サービスが多い、フルサービスキャリア(FSC)と呼ばれる、ANAやJAL、サービスを減らして、運賃を安くした、ローコストキャリア(LCC)と呼ばれる、peachやVanilla Airなどがあります。
さらに、フルサービスキャリア(FSC)とローコストキャリア(LCC)の中間にあたる、ミドルコストキャリア(MCC)もあります。具体的には、富士ドリームエアライン(FDA)やAIR DOなどです。
各社、差別化された戦略を採用していて、新たな差別化は難しそうです。
よって、競争業者の脅威は、非常に高いと言えます。
新規参入の脅威
次に、新規参入の脅威について分析します。
航空旅客業界への新規参入は、非常に難しいことは容易に想像がつくでしょう。
航空旅客業界に参入するには、飛行機(機材)が必要です。
新品の飛行機(機材)は、1台数百億円必要です。
中古でも、非常に高価だと考えられます。
飛行機(機材)は、高価ですが、リース(レンタル)することができます。
ですが、リース(レンタル)したとしても、その費用は、簡単に賄えるものではありません。
その他にも、様々な規制や、政治力が必要になる業界なので、新規参入は非常に難しいと言えます。
代替品の脅威
飛行機は、素早い移動という価値を提供します。
まず、国内での移動を考えます。
素早い移動というと、新幹線やリニアが思い浮かぶのではないでしょうか?
4時間の壁、というものがあります。
移動時間が4時間を超えると、新幹線よりも飛行機が選ばれやすくなるという傾向があります。
つまり、一定程度の顧客を継続して獲得できると考えられます。
次に、国外への移動を考えます。
国外への移動で思いつく移動手段は、船と飛行機ぐらいだと思います。
船は、移動速度が遅いので、実質、飛行機しかありません。
よって、代替品の脅威は低いと考えられます
買い手の交渉力
買い手の交渉力を考えます。
買い手は、自身に合った企業を選びます。
例えば、フルサービスキャリア(FSC)にするか、ミドルコストキャリア(MCC)にするか、ローコストキャリア(LCC)にするのかを自分で選ぶことができます。
よって、買い手の交渉力は、中程度であると考えられます。
売り手の交渉力
売り手の交渉力を考えます。
航空旅客業界において、売り手は、飛行機(機材)の納入業者、機内食の納入業者などが考えられます。
飛行機(機材)の納入業者は、世界的に見てもあまりありません。
その中でも、ヨーロッパのエアバスや、アメリカのボーイングが有名です。
機内食の納入業者の交渉力は、あまり高くないと考えられます。
機内食は、大規模に食品製造ができる企業ならば、製造可能であり、代替が可能だからです。
総合すると、売り手の交渉力は、高いと考えられます
まとめ
今回は、航空旅客業界について分析しました。
競争業者の脅威:非常に高い
新規参入の脅威:非常に低い
代替品の脅威:低い
買い手の交渉力:中程度
売り手の交渉力:高い
となりました。


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