【アイドル業界】VRIO分析

経営分析
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はじめに

今回は、アイドル業界に目を向けて、VRIO分析をしたいと思います。
特に、今回は、乃木坂46を分析したいと思います。

VRIO分析とは

VRIO分析とは、

 Value (価値)
 Rarity (希少性)
 Inimitability (模倣困難性)
 Organization (組織的活用)

の4つを評価する分析手法です。

乃木坂46の基礎知識

乃木坂46は、2011年に結成されたアイドルグループです。
プロデューサーは、AKB48等の親、秋元康さんが務めます。
また、作詞も、ほとんどの曲を秋元康さんが務めています。

2024年現在の乃木坂46を運営している会社は、乃木坂46合同会社です。
その乃木坂46合同会社は、株式会社ノース・リバー(株式会社キーホルダーの子会社)とソニー・ミュージックエンタテインメント(ソニーグループの子会社)が50%ずつの持分を持っています。

V:価値

ここでは、価値とは経済的価値のことを指します。
乃木坂46が、大きな経済的価値を生み出していることは、周知の事実でしょう。

なぜ、大きな経済的を生み出せるのかというと、アイドルのファンは、グッズやライブなどで、多くのお金を使うからです。
もちろん、運営の努力や、アイドル個人の努力があることは、事実ですが、通常の商品やサービスを売るよりも、顧客一人当たりが使う金額は、大きいはずです(具体的な調査を見たわけではないので、推測です)。

よって、乃木坂46の経済的価値は、大きい考えられます。

R:希少性

乃木坂46の希少性を分析したいのですが、ファンの方から言わせれば、乃木坂の〇〇ちゃんは、唯一無二存在ですよね。もちろん、個人としては、その人の性格やビジュアルなど唯一無二なことは疑いようがありません。
しかし、グループという大きな視点で、見た時には、そうでもなくなります。乃木坂46の仕組みは、CDを買ってもらい、握手をする。というAKB48とそれほど変わらない仕組みです。
よって、大きな視点で見た時には、あまり希少性がないと言えます。

総合的に勘案すると、希少性は中程度というところではないでしょうか。

I:模倣困難性

摸倣困難性の議論は、希少性の議論と似てしまうのですが、個人としては、唯一無二であり、摸倣困難というか、摸倣不可能です。
しかし、グループとしてみた時には、模倣可能ではあります。グループのCDを売る仕組みやファンの作り方を真似してしまえばいいからです。
が、ここで、忘れてはいけないのは、秋元康さんの存在です。
秋元康さんは、以下のような点で乃木坂46の摸倣困難性に貢献しています。

・有名な作詞家として、ほぼすべての楽曲を作詞している点(彼ほどに有名な作詞家をほぼすべての楽曲に付けるのは困難である。)
・テレビ業界とのコネ

このように、摸倣困難性の議論では、希少性の議論とは違い、個人で見てもグループで見ても、摸倣は困難であると考えられます。

O:組織的活用

乃木坂46のメンバーは、アイドルとしてのテレビ出演、ライブ公演やファンとの交流、CM出演など、典型的なアイドルの活動を多くしています。
また、一部のメンバーは、ラジオ出演や大河ドラマに出演を果たしています。

よって、乃木坂46の組織的活用は、やや上手くできていると評価することができます。

結果

今回のVRIO分析の結果をまとめると以下のようになります。

V:(経済的)価値 高い
R:希少性 中程度
I:模倣困難性 高い
O:組織的活用 やや高い

まとめ

今回は、アイドルグループ乃木坂46について、VRIO分析を行いました。
乃木坂46は、今回の結果から、乃木坂46の成功は、メンバー個人の力だけでなく、乃木坂46のグループそのものの力も相まっての成功だと感じました。
乃木坂46グループそのものにも強力な力があるので、メンバーが代替わりしていっても、この今の勢いはある程度保たれるだろうと思いました。

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